■“田園ミステリー”が『VIVANT』を追う!
また、第3話の予告では、視聴者人気が高く、TBS前の赤坂サカスで撮影会まで開かれた阿部が演じる警視庁公安部の野崎守の協力者・ドラム(富栄ドラム)も、劇中で来日して餅料理を満喫している様子が公開されているほか、主要キャストとして紹介されていたのに未登場だった松坂がようやく姿を現したことから、
《ドラム日本にも来ていますね活躍が楽しみです》
《ドラムくん日本にも一緒に来るようで嬉しい で、松坂桃李いつになったら出るん?と思ってたら、最後の方でやっと出てきたそうそうたるメンバーの中えらい重役出勤やな》
《日本に舞台を移す感じだから、もしかしてドラムの出番は無くなるのか?と気がついて焦ったが、まだ出るみたいで良かった》
と、大いに注目を集めている。
そして、そんな『VIVANT』を猛追しそうな話題作があるという。
■中村倫也主演『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)
第1話(7月13日放送)のコア視聴率 2.2%
『ハヤブサ消防団』は、『半沢直樹』でお馴染みの池井戸潤氏原作の、中村倫也(36)主演の田園ミステリードラマ。本作は田舎の消防団に入った小説家の主人公が、連続放火事件やソーラーパネルの利権などの事件に遭遇し、奮闘するさまが描かれる。第1話のコア視聴率は『VIVANT』と比べるとかなり寂しいものに感じられるのだが、「今後の伸びしろに期待できる」(前出の制作会社関係者)というのだ。
「第1話のコア視聴率は低めですが、初回の世帯視聴率は10.5%と高かった。テレ朝のドラマはシニア層が多く見ており、高い世帯視聴率の割にコアが低めなことがままあります。本作も第1話時点ではそうなりそうかと思われてましたが、第2話(20日放送)のコア視聴率は2.6%へとアップした。
連ドラで初回より数字が上がるというのは、初回で視聴者をつかみ、作品が“面白い”となっていないとありえない。『ハヤブサ消防団』は“テレ朝ドラマ=若い人は見ない”という流れを打破できるかもしれません」
一話完結ではなく、ラストに“次が気になる!”と思わせる作りであること、主演が圧倒的な女性人気を誇る中村であることも、若い層の視聴者を取り込めている要因だろう。