■ジャニーズが大野智の副業を“不問”にせざるをえないワケ

 滝沢氏が芸能活動引退前の2018年8月、ドバイの大富豪がバックアップするアメリカのミネラルウォーターブランドの輸入販売元と「P社」の取締役に就いたと2021年4月の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた。

 ジャニーズ事務所は同誌の取材に対し、事実と認めたうえで副業として報酬を受け取った事実はないと回答。その後、ほどなくして滝沢氏は「P社」の取締役を辞任している。そして22年10月にジャニーズから退所が発表された。

「それでもジャニーズ事務所には、大野さんの副業を不問にせざるを得ない事情がありますよね。2024年は嵐の25周年イヤーです。会社としてはグループに再稼働をしてもらいたいでしょうし、本音ではドームツアーなどもやってほしいはず。

 ただ、現実的には難しそう。大野さんの宮古島のリゾートは来年以降の開業のようですから、忙しくなるはずです。それでも、少なくとも一夜限りの復活コンサートはなんとかやってもらいたいでしょう。しかし、副業のことで注意され、大野さんがへそを曲げてしまっては再稼働も叶わなくなってしまう。

 そもそも大野さんは芸能界を引退して悠々自適な生活を送りたかった人ですからね。長年、芸能界での活動のストレスに悩んでいて、精神的にボロボロ状態だった。嵐の他のメンバーとの話し合いでなんとか“活動休止”となりましたが、何かあればすぐにジャニーズから退所、芸能界からも引退してしまうでしょう。

 他の所属タレントへの示しはつきませんが、ジャニーズ事務所は大野さんの副業には目をつぶって、“何もない”こととして、なんとか嵐の再稼働を実現しようとするのではないでしょうか」(前出のワイドショー関係者)

 嵐がアニバーサリーイヤーに稼働するのかどうかは大野のご機嫌次第!?