■闇営業騒動中に勃発した宮迫博之の“ギャラ飲み”疑惑
2019年6月、『FRIDAY』(講談社)がお笑い芸人の“闇営業”疑惑を報じ、結果的に元雨上がり決死隊の宮迫博之(53)は吉本興業との契約を解除されたが、同年7月の同誌では、その続報として、宮迫が大阪のキャバクラで半グレ集団と写真を撮り、一緒に乾杯し、シャンパンを飲んで帰り際に5~10万円を受け取っていたという“ギャラ飲み”疑惑を取り上げた。
「この大阪のキャバクラで宮迫さんと写真を撮ったのが、福岡市博多区で警察官を装い、約160kgの金塊を強奪する事件を起こした人物だったんです」(前出のワイドショー関係者)
2016年7月に発生した同事件は、約7億5000万円相当の金塊が盗まれたこともあり、“平成の3億円事件”とも呼ばれ、世間に大きな衝撃をもたらした。
この事件は「名古屋の野口兄弟」の異名を取る2人が中心となった8人の半グレ集団による犯行で、主犯は「野口兄弟」の弟である野口和樹だった。野口は2019年10月に事件を振り返った著書『半グレと金塊 博多7億円金塊強奪事件「主犯」の告白』(宝島社)を上梓している。
この野口と写った写真が『FRIDAY』に掲載された宮迫は、2019年7月にロンドンブーツ1号2号の田村亮(51)とともに行なった記者会見で、野口との親密交際を強く否定。たまたま同じ店にいて「トイレから出てきたところを無理やり撮影させられた」と釈明していた。
■手越祐也は金塊強奪犯との写真スキャンダルで「もういいや芸能界」
野口と関与していたのは宮迫だけではない。元NEWSの手越祐也(35)もその1人だった。
野口と同じ金塊強奪事件の犯行グループの1人が2011年に自身のフェイスブックに、手越と犯人のツーショットやピースサインで写る写真を投稿していたことが明らかになった。
当時、手越が所属していたジャニーズ事務所は「面識はなく写真を求められて撮っただけ」と説明。
2020年7月、手越は自身のYouTubeチャンネルでファンからの質問に答える中、「今までで一番ツラかったことは何ですか? そのとき、どうやって乗り越えましたか?」という質問に「たぶん日本のみなさん、ご存知だと思うんですけども、金塊強盗犯と写真を撮ったって言われたことがあって」とコメント。
「ちゃんとみなさんにお伝えしたいんだけども、金塊強盗犯と仮に写真は撮ったとしてさ、その人が5~6年後に金盗みました、と。写真撮った俺、何も悪くないぜ。“イェーイ”って写真写ったからって、それと同罪扱いされるのはワケ分かんねーなっていうので“もういいや芸能界”と思ったことはあったかな」と振り返っていた。