■「SMAPにしたこと一生忘れないから」怒りの声!

 タレントへの加害はジャニー氏が行なってきたことだが、「ジュリー氏は、性加害の事実関係を調査して適切な対応を行うことはなかった」と報告書に綴られており、何よりも現社長として説明責任がある。

 にもかかわらず会見を開かないこと、そしてジャニーズ事務所は過去にSMAPには公開謝罪を強いたことから、

《地上波で自社の所属タレントに酷い仕打ちしておいて社長が人前に出られる状態じゃないって逃げるの意味不明なんですけど。SMAPにしたこと一生忘れないから》
《SMAPのファンではないですが、それでもあの生放送観て5人が打ちひしがれているのがよくわかって。「大の大人にこんな仕打ちするなんて!」と憤慨しました。それが今は人前に出られる状態じゃないなんてよく言えたものだと思う》
《SMAPにはテレビで公開謝罪させたのに自分は人前に出られないとかどこまで面の皮が厚いんだか。南極の氷か》

 などと、憤る声がSNSにも多く寄せられているのだ。

 また今回、「ジャニー氏の性加害に対して、メリー氏が何らの対策も取らずに放置と隠蔽に終始したことが、被害の拡大を招いた最大の要因である」と断罪されたメリー氏に関して、映画プロデューサーの奥山和由氏は8月29日にX(ツイッター)を更新。1989年に“辞めジャニ”である本木雅弘(57)を映画『226』に起用した結果《ジャニーズ事務所、出禁的待遇》にされたことを明かしたほか、SMAPについても、

《ジャニーズの件、外圧で初めて正義の御旗を掲げる人が多いが、SMAPのあの異常なお詫び会見はなぜスルーだったのか。素朴に疑問。そっちの問題とは違うが、、やっぱり今思い出しても異常だった。

 大林宣彦監督も言っていた。「日本の自己制御装置は壊れているのか。そこが戦前と酷似している。」》

  と、綴ったのだ。