9月3日、堺雅人(49)主演の連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)の第8話が放送される。
『VIVANT』は、自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である乃木を主人公に描かれる、『半沢直樹』で演出を務めたTBSの福澤克雄氏が原作・監督を手掛けるオリジナルドラマ。物語も最終章に突入するが、いまだに未登場のキャストが残されており、その正体についても関心が集まっている。
「馬場徹さん(35)だけが、公式サイトに掲載されている登場人物で唯一まだ登場していません。役名が記載されておらず、写真も本人の宣材写真もまま。
第3話放送前の7月26日、TBSの公式YouTubeチャンネルが『キャスト最新ビジュアル公開!遂に、本当の冒険物語が幕を開ける』というキャッチコピーを添えて公開したPVには、“高級そうな扉が背景に映っているオールバックの男”といったビジュアルが、唯一の映像です」(テレビ誌編集者=以下同)
馬場が演じる役はなんなのか――複数の説があるが、その1つには“すでに登場したある人物の過去の姿”という説だ。
【以下、『VIVANT』第7話までのネタバレを含みます】
“すでに登場している人物”、それは――、
「第4話を最後に登場しなくなった、乃木の勤務先である丸菱商事の長野利彦専務です。演じているのが、超演技派でこれまで何度も黒幕など重要な役を演じてきた小日向文世さん(69)ですし、何よりも長野専務には明らかに不審な行動があったのに、そのままフェードアウトするとは思えないですよね」
長野には不審な点が2つあった。
1つは、第3話で乃木の過去を根掘り葉掘り、乃木のもう1人の人格Fが不信感を抱くくらいに詮索してきたこと。
もう1つは、第4話で警視庁公安部の野崎守(阿部寛/59)による取り調べで長野は別班ではないと潔白が証明された際、非常に意味深な怖い笑みを浮かべていて、それが演出でも強調されていたことだ。