■櫻井翔はキャスター廃業の危機

 2020年12月31日以降、大野は一度も公の場には姿を現していない。

「大野さんはそれまでの芸能活動に疲弊し、心身ともにボロボロになってしまった。今は東京と宮古島を行き来する生活を送っていて、かなりリフレッシュできているのではないでしょうか。

 ただ、現地ではバーをオープン。都内でも賃貸アパート経営、来年には宮古島でのリゾート事業も穂なくて気にスタートすると報じられるなど、副業NGのジャニーズタレントでありながら“副業三昧”。事務所としても看過はできないはず。

 大野さんが描いたジャニー氏の肖像画も撤去されたこともあり、彼はいつ退所してもおかしくないともっぱらです。また、櫻井さんもこのままではキャスター業がままならないほどの事態になりつつありますよね」(前出のワイドショー関係者)

 5月14日の夜にジュリー氏が動画と文書でBBCの報道を受けて見解を発表。翌15日の『news zero』(日本テレビ系)でもこの問題を取り上げたが、この話題に入るタイミングで櫻井は画面から姿を消し、MCの有働由美子(54)だけで進行。

 VTRを流したあと、有働が「この件については、番組で話し合って私が話します」とコメント。「まずは性被害については、被害者のケアを最優先にしてほしい。そして、エンタメを通じてたくさんの夢を見せてきてくれたジャニーズだからこそ、ファンや私たちが迷いなく夢を見続けられるようにしてほしい」と話した。

 視聴者からは、

《ジャニーズの問題、櫻井さん話せないならキャスター降りるべき。他のキャスターやってるジャニーズも同様。その程度の覚悟ならキャスターになるな》
《こういう時にコメントしないんじゃ櫻井くん出てる意味ないじゃん》

 などの批判的な意見が寄せられた。

■「ラグビーW杯アンバサダー」櫻井翔に開催地・フランスから厳しい批判

 9月8日にはフランスでラグビーW杯が開幕。櫻井は5月、W杯に臨むラグビー日本代表の認知度向上などを図る「ジャパンラグビーアンバサダー2023」に就任。期間はW杯終了後の11月20日までで、大会を盛り上げるため、各種イベントなどに出演してきた。

 しかし、ジャニー氏の加害問題を受けて、開催国のフランスで櫻井のアンバサダー起用が問題視されていると報じられている。

 フランス大手紙『ル・モンド』は「日本の有力なボーイズグループ事務所であるジャニーズ事務所内の性的虐待スキャンダルは、9月8日から10月28日までフランスで開催されるW杯期間中の日本代表ラグビー選手たちの“叙事詩”の一部となる可能性がある」と、櫻井の起用がW杯にも影響を及ぼすと指摘していたという。

 同紙は櫻井について「1990年代末からジャニーズ事務所に所属し、日本テレビの番組のスタープレゼンターとしても活躍」とし「事務所の創設者であるジャニー喜多川氏による虐待が疑われているにもかかわらず、櫻井氏は3月にBBCがスキャンダルを暴露して以来、この男の被害者に対する真の支援を表明したことは一度もなかった」とも批判している。