■日テレ内でも「ジャニーズキャスターはもう終わり」の声
芸能プロ関係者が話す。
「『news zero』に櫻井さんが映るたびにツッコミが入ってしまうような事態にまでなっていて、このままではキャスター業を続けていくのは難しい。そもそも当事者であるジャニーズタレントがキャスターを務める番組では、どうしても“言えること”に限界がありますからね……。
加えて、ジャニーズタレントを報道番組に起用すると、余計な手間が発生するんです。タレントが言える部分を事前にマネジメントサイドと協議、調整しなくてはいけませんし、タレントとしてのイメージもあるので、内容も忖度する必要がある。クライアントとの関係もあり、事前の細かいすり合わせが必要になってくるんです」
■コメンテーター・中丸雄一を評価する声も
KAT-TUNの中丸雄一(40)は9月10日、コメンテーターを務める『シューイチ』(日本テレビ系)に生出演。ジュリー氏が社長から退任し、東山紀之(56)が新社長に就任することを受け、「第一優先としては被害に遭われた方のことをすべて労力と時間を注ぎ込む。という意味ではこの2人が起用なのは妥当なのかなと思います」とコメントしていた。
「今では中丸さんのほうが情報番組に出るコメンテーター、タレントとしては評価されていますよね。彼は忖度がかなり薄めで、本音に近いであろうことをしゃべってくれますからね。一方、櫻井さんの場合、CM契約も多く事前のすり合わせも入念にやる必要があって手間がかかりますし、やはり“ジャニーズ事務所所属の櫻井”だとキャスターとして言いたいこと、言うべきことも言えないでしょう。
少し前まで日テレ上層部には、数年のうちに有働さんに代わって櫻井さんに週5で『news zero』のMCに就任してほしいという意向があったと聞こえてきていましたが、その話も流れたでしょうね。今では日テレ内でも、“ジャニーズキャスターはもう終わり”という声も出ているほど。
ただ、櫻井さんにとってキャスター業は今後の仕事の中心になってくるはず。彼の仕事ぶりからもその意欲が感じられますが、ジャニーズ事務所を離れない限り、それもままならなくなってしまいそうですよね……」(前同)
ジャニーズ事務所が会見を行なった7日、相葉を広告に起用している損害保険大手の東京海上日動火災保険が、同社との広告契約解除を検討していると複数のメディアが報じ、後に広告出演などに関する契約を更新しないことを決定。また、二宮を広告に起用している伊藤ハムは9月12日、契約を更新しないことを決めた。
「今、『VIVANT』(TBS系)のノコル役で活躍中の二宮さんにも退所する理由ができてしまいましたよね。ジャニー氏の性加害を認めたジャニーズ事務所に所属したままでは、ハリウッドやヨーロッパなど海外の映画やドラマに出るのは難しいですからね」(同)