■ブレイク後のSMAPでも月収数十万円……

 SMAPが大ブレイクして国民的グループになりつつある1995年、ジャニーズ事務所から独立するのではないかという報道が出た。

 当時、『オリジナルスマイル』『がんばりましょう』『どんないいこと』など、ヒット曲を連発していたにもかかわらず、メンバーの月収は数十万円。年収も1000万円に達しない額だったという。これに不満を持った木村拓哉(50)が事務所からの独立を匂わせたところ、ギャラが一気に跳ね上がったとされる。

※画像は木村拓哉の公式インスタグラム『@takuya.kimura_tak』より

 2019年9月発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、国民的グループ・として第一線をひた走り、『news zero』(日本テレビ系)や『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)、さらにCMなど、個人での活躍も目立つ櫻井翔(41)が、周囲に「俺でも億いかないんだぜ」とボヤいていたと報じていた。

 2020年9月配信『文春オンライン』では、1990年代半ば、少年隊植草克秀(57)が自身と錦織一清(58)は月給30万円で働いている、と当時の共演者らに漏らしていたとも伝えていた。