■岸優太はジュリー氏の金満ファッションに「あれはないわ」

 さらに、退所前の山下智久(38)も、人気や多忙さに対して待遇面で恵まれていなかったと示唆していたといい、ソロコンサートを満員にしてもギャラは50万円もなかったと周囲に愚痴ったこともあったという。

※画像は「山下智久/マネージャー日記」の公式X(ツイッター)『@tomosfam』より

 ジャニーズの若手グループでもトップクラスの活躍をしてきたKing&Princeも同様だったようで、稼働や人気に見合うような待遇ではなかったことに不満を抱いていた一方、ジュリー氏はシャネルやエルメスなどの高級ブランドを愛用。

 宝石だらけの指輪を身に着けたジュリー氏を見て、普段はあまり感情を出さない岸優太(27)も「あれはないわ」と憤っていたという。

「『ジャニーズ』という名称を残したことも影響していますが、現実的にジャニーズタレントを新たに広告に起用しようという企業は今はないでしょう。ただ、ドラマや映画、バラエティなどへの出演はCMほどは減らないと思われる。だから、これまで事務所から支払われるギャラに不満を抱えていたタレントの中には、金額が跳ね上がる人も出てくる可能性があるわけです。

 岸さんは9月末をもって退所しますし、先に退所してTOBEに合流した平野紫耀さん(26)、神宮寺勇太さん(25)も、退所の原因の1つが待遇面に不満があったからとも報じられています。

 キンプリの分裂を防げたとは思えませんが、タレントに気前よくギャラを払っていたら、ここまで退所者が続出することもなかったのかもしれませんよね」(前同)

 年内でタレント業から引退する東山新社長はジャニー氏の問題に「一生をかけて、命を懸けて取り組みたい」と所信表明した。ジャニーズ事務所は改革を断行し、再建を図ることはできるのだろうか――。