■社名変更を巡って東山新社長は会見で二転三転

 7日の会見で社名変更について問われた東山は「議論があった。これだけの犯罪ですから、これを引き続き名乗るべきなのか、いろいろな解釈がありました」とコメント。

 そのうえで「『ジャニーズ』というのは創業者の名前でもあり、初代グループの名前でもありますが、タレントが培ってきたエネルギー、プライドだと思っています。エンターテインメントというのは、人を幸せにするためにあるもので、喜多川氏に関してはそうじゃなかった。でも、その力を信じたい」と社名の存続に含みを残した。

 この発言を受け、「納得できない。常識外れだ」と質問を受けると、東山は「おっしゃる通りだと思います。解体的見直しが必要だという意見をいただきまして、それを踏まえたうえで、みんなは理解していると思う」と発言。

 続けて、「たくさんの方が被害に遭っていることもわかっている。名前を変えて再出発して行くほうが正しいのかもしれません。ただ、僕らはファンの方に支えられている。どこまで変更することがいいのか考えてきました。イメージを払拭できるほど、みんなで頑張っていくべきだと、今は判断をしています」と持論を展開した。

 ところが会見の終盤では「(ジャニー氏)のやっていることは鬼畜の所業。今はもう愛情はほとんどありません」とし、社名の変更について検討の余地があるか問われると「それもある」と答えていた。

 前出の芸能プロ関係者は言う。

「芸能界からも社名を変更すべきだという指摘が相次いで上がっていますよね」