■キャスター失格、激ヤセも!? 番組降板の“現実味”

 番組関係者が最近の櫻井の様子を明かす。

「現在、櫻井さん自身がキャスターという仕事について、相当自信を失っているのは確か。2006年10月から同番組で月曜日の顔となった櫻井さんは、慶應幼稚舎から慶大卒という肩書きを証明する知的さと上品さを持ち合わせつつ、視聴者目線に立った現場取材も数多くこなし、キャスターとして抜群の安定感を見せていました。

 しかし、ことジャニー氏問題については何も言える状態になかった。元々櫻井さんは、慶應義塾機関誌『三田評論』オンラインで、”僕はいわゆるアンカーマン的に自分の主義主張や意見を言うという立場ではないと思っているんです”とキャスターとしてのスタンスを示しています」

 だが、今回ばかりは、視聴者の関心はジャニーズ事務所所属のタレントである櫻井の発言内容へと向かう。

「櫻井さんは番組が加害問題を取り上げ始めた際、口をつぐんでいたとして大バッシングに遭いました。“キャスター失格”の烙印を視聴者から押された格好です。6月5日の放送回で初めて口を開き、“2度とこのような不祥事が起こらない体制を整えなければならない”などと涙ながらに訴えましたが、時すでに遅しといった印象でしたね」(前同)

 8月14日には、当事者の会が会見を開いたことを受け、櫻井は「2度と不祥事を起こさないということを大前提にして、その上で広く声を聞くことが大事だと思います」とコメントしたが、

《そんな次元じゃないだろ》
《問題の近くにいるキャスターとしてはほぼ無価値なコメント》

 などと再度批判が殺到。何を言っても、言わなくても総叩き状態で、キャスターとしての限界を感じさせてしまった。それでも毎週月曜日にはキャスターとしての姿を見せているが、やつれて生気のない櫻井の姿に、視聴者からは《痩せた?》と心配する声も。

 前出の番組関係者が続ける。

「局としては、あくまでも“今のところ継続”。今後に関しては、独立や事務所が抜本的な改革などに動かない限り、半年後の24年3月で降板調整に入っているとも聞こえてきています。

 そして、『news zero』のスポンサーも契約が終了すれば、10月以降徐々に公共広告が流れる回数が増える可能性もあります」