■再デビューはジャニー氏の騒動でしばらく先送りに?

 7月13日発売の『女性セブン』(小学館)では、“これまでもジャニーズ事務所所属のグループに多くの楽曲を提供してきたシンガーソングライター”が楽曲制作に携わっていること、平野のソロ曲は特に急ピッチで製作されていることが報じられていた。

 平野、神宮寺と同じ5月22日にキンプリを脱退し、映画のプロモーション活動の都合で9月30日までジャニーズ事務所に籍を残している岸優太(27)が退所する10月以降に、本格的に合流したり、そこから音楽活動を活性化すると考えられてきたが……。

「ここに来て、ジャニーズ事務所が大変なことになっていますよね。創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)の半世紀に及ぶ加害問題を事務所が事実と認めたうえ、その影響で各企業が“ジャニーズタレントをCMに使わない”と連日のように発表。当初は“社名は残す”という方向でしたが、これも怪しくなってきていて、9月19日には意味深な発表があったばかりです」(前出のワイドショー関係者)

 ジャニーズ事務所は9月19日午後11時に公式サイトにて、東山紀之新社長(56)の名義で同日に取締役会を開催したことを明かし、「社名変更など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と、発表している。社名変更を明言はしていないが、10月2日に正式な内部報告があるそうだ。

「社名変更は避けられない情勢ですよね。まさに解体的出直しになりますよね……。

 結果的に平野さん、神宮寺さん、岸さんは絶妙なタイミングで“離脱”に成功したわけですが、ジャニーズタレントだった過去が消えるわけではありません。特にキンプリはジャニー氏が生涯最後にデビューさせたグループとして有名で、何よりも平野さんとジャニー氏は、かなり関係が近かったことで知られていますからね」(前同)

 ジャニー氏は平野のことを「YOUは、センターじゃなきゃダメなんだよ」「平野紫耀の紫耀はSHOWでエンターテインメントのショーだね」などと絶賛してきたことで知られている。

 平野がキンプリとジャニーズを諦めた理由も、「デビュー当時からジャニーさんとしていた夢、そしてジャニーさんとしていた約束、そしてファンの皆さんとしていた約束」である海外進出が果たせずに目標を見失ってしまったから。

 退所直前に綴った最後の公式ブログ(現在は削除済み)でも「ジャニーさんごめんねー! 目標届かなかった!!! ただできないといわれたら仕方がない!! もし天国で会ったら怒られるんだろうなー笑」と、平野は謝っていた。