元SMAP木村拓哉(50)が主演を務めるフジテレビの人気ドラマ『教場』シリーズのスペシャルドラマの制作が延期になったと、9月21日付のスポーツニッポンが報じた。

『教場』は木村演じる警察学校の冷徹な教官・風間公親と、警察官を目指す生徒たちとのやりとりを描く物語。2020年と2021年の正月にスペシャルドラマとして放送されて高視聴率を記録。今年4月クールには月9枠で『風間公親-教場0-』が放送された。

 新たなスペシャルドラマは、来春放送で今秋の撮影が予定されており、木村をはじめ、これまで出演してきた主役級のキャストが勢ぞろいするという。ところが、番組制作上のトラブルが発生して制作延期に。記事によると、問題は制作期間をあらためて検討し直せば解決し、延期は作品を上質なものにするためで、ドラマ自体を放送することには変わりないという。

※画像は『風間公親-教場0-』の公式X(ツイッター)『@kazamakyojo』より

「“制作上のトラブル”とのことですが、ドラマのロケ地から“使用NG”が出た、と噂されていますね……。もちろん理由は、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題の影響でしょう。

 そして同問題をジャニーズ事務所が正式に認めたことで、所属タレントを広告に起用することを見送る企業が続出。木村さんもそのあおりを受けていますよね」(ワイドショー関係者)

 木村を広告に起用してきた日本マクドナルドは現行契約の期間満了後は更新しない方針を明らかにし、同じく日産自動車はジャニーズ事務所所属タレントとの新規の広告契約を結ばないと発表した。また、木村が「リポビタンD」のCMに出演している大正製薬も、今後の起用について、ジャニーズ事務所の対応を見守る方針を示している。

 さらに8月16日配信の『文春オンライン』は、今秋、高級メンズ化粧品のリニューアルで、CMなどのイメージキャラクターに木村を起用する予定だったものの、ジャニー氏の加害問題を受け、白紙になったと報じていた。

「日本を代表する企業の広告、CMが一気に4本もなくなってしまうわけで……その金銭的被害は甚大ですよね」(前同)