■木村拓哉はジャニーズ内では“傍流”
仮に木村が退所した場合、新しい地図の3人、2020年3月をもって退所した中居との共演にも期待してしまうが――。
「新しい地図もそうですが、SMAP解散後は一度も共演がない犬猿の仲の中居さんと木村さんが一緒に何かやっていくというのは考えにくいですよね。新しい地図を見るI氏も、木村さんに裏切られたわけで……彼と何か共に何かをやるというのはありえないでしょう」(前出の芸能プロ関係者)
それでは、木村はジャニーズ事務所に再び残留することを選択するのだろうか。
「残ったとしても、木村さんにはあまり人望がないと聞こえてきていますからね。そもそも、SMAP自体がI氏が率いる“I氏派”で、TOKIOや嵐などの藤島ジュリー景子氏(57)が率いた本流である“ジュリー派”とは共演が少ない、事務所内では孤立したグループでしたしね。
木村さんはジュリー派のタレントとも個人的な交流はあったでしょうが、決して面倒見がいいタイプではない。東山さんが社長となり、新体制に変わりつつあるジャニーズ事務所ですが、会見を見ても明らかなように東山さんの次の社長は井ノ原快彦さん(47)だと言われている。木村さんはあくまでもタレントで、内部に味方がいる感じでもありませんからね」(前同)
ジャニーズ事務所は10月2日に会見を行ない、新社名を含む新体制を発表する方向で最終調整していると複数のメディアが報じている。会見には東山と井ノ原が登壇する見込みだ。
「その会見、そしてその後、ジャニーズ事務所がどう変わっていくか次第でしょうが、広告契約がどんどん切られ、テレビ各局もジャニーズと距離を置こうとしている。ジャニーズ事務所はジリ貧になっていく可能性が高い。しかし、木村さんは退所しても、残ったとしても厳しい状況に置かれるわけですよね……」(同)
ジャニーズ事務所を引っ張り、時代を象徴するスーパースターだった木村だが、その先行きは決して明るくはないのかもしれない――。