ジャニーズ事務所は創業以来の窮地を迎えている――。

 創業者のジャニー喜多川氏(享年87)による加害問題を受け、藤島ジュリー景子氏(57)は9月5日をもって代表取締役社長を引責辞任し、新社長には東山紀之(57)が就任。同月7日に行なわれた会見ではジュリー氏がジャニー氏の加害問題を認めて被害者に謝罪し、所属タレントの話題になると涙を流す場面もあった。

藤島ジュリー景子氏

 ところが、そんなジュリー氏が会見直後にアメリカ・ハワイで豪遊していたと、9月21日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じたのだ。

 記事によると、ジュリー氏がハワイ入りしたのは現地時間の9月7日。ジュリー氏は、ワイキキビーチから徒歩5分という絶好のロケーションに建つ「トランプタワーワイキキ」の1室を2011年に推定370万ドル(約5億5000万円)で購入していたといい、4時間以上に及ぶ会見終了後すぐ、羽田空港からハワイへと飛び、保有物件に滞在。娘とともにリラックスした時間を過ごし、ショッピングを楽しんだとされる。

『週刊文春』の問い合わせに、ジャニーズ事務所はハワイに滞在したこと、ショッピングしていたことは「事実です」と認めている。

■「ハワイ行きを止める人間はジャニーズにいなかったのか」

 会見では涙を流し、代表取締役として残って被害者への対応に専念していくと明かしていたジュリー氏だが、その当日にハワイに飛んでいたという報道を受け、

《ジュリーのハワイ行きを止める人間はジャニーズにいなかったのか。いないからこうなったのか》
《ジュリーさん、あの会見がよっぽど嫌だったんでしょうね》
《ジュリー会見の後ハワイとかまじ?www舐め腐ってんなwww》

 といった批判的な声が多数寄せられている。

「会見では意気消沈して、ここまでの事態を招いてしまったことの反省をしているように見えたジュリー氏ですが、直後にハワイに飛んでいたわけで、実際のところどうなのか疑念を抱いてしまいますよね。精神的に追い込まれていたのは間違いないようで、それを癒しに行ったのでしょうが、やはり世間からの”見え方”はありますよね……。

 ジュリー氏は株式も100%保有したままですし、今後も実権は代表取締役の彼女の手中にある。ジュリー氏が制作の現場で振るっていたとされる強権、圧力めいたこと、そしてジャニーズへの忖度もなくなっていくのか、首をかしげたくなってしまいますよね」(ワイドショー関係者)