■ファンクラブ会費売り上げは年間500億円弱?

 その総数はいかほどなのか。

「ジャニーズのファンクラブは連番制なので、会員番号イコール会員数。公式に会員数が発表されることはありませんが、新しく会員になった人がSNSなどで番号を報告し合うため、最新に近い会員番号は分かる。

 ただし退会者がいても番号はそのまま続いていくので、仮に会員番号が100万番になった人がいたとしても、100万人会員がいるわけではない。会員番号から分かる会員数は、あくまで“延べ人数”です」(前出の女性誌編集者)

 現在判明している限り、最も会員番号が大きいのはで300万超え。背景には2000年に発足したというファンクラブの歴史の長さも関係しているのだろう。2位は20年にデビューしたSnow Man。こちらも120万超とかなりの会員数を誇っている。

 3位は平野紫耀(26)、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)の3人が5月22日をもって脱退したKing&Princeで約100万である。現在、事務所内にあるファンクラブは合計20。これらのファンクラブの最新会員番号を合計するとおよそ1190万。事務所にもたらす会費収入はいくらになるのだろうか。

「ファンクラブとは別に存在するジャニーズJr.情報局の会員数が約170万人。単純に会費と最新会員番号をかけ合わせると1190万×4140円+170万×2640円=合計530億円超。

 実際の会員実数はこれより少ないでしょう。仮に活動休止中の嵐のファンクラブ会員数が半分の150万人になっていたとします。150万人分の会員費約60億円を引いても470億円ほどは会費収入がある計算になる。これは膨大な利益です」(前同)