■ファンの胸中複雑「FC会費は推しのため」
しかし、ここにきてファンは複雑な心境に立たされている。
《推しのために使ったFC会費とか、グッズ代とかもちゃんとタレントに渡して補償には使わないでほしい》
《私は落とすお金は微々たるものだが次により良いものを作ってもらいファンに還元してもらうためだと思っている 怒られるかもしれないが、ファンクラブのお金は救済、補償に使ってもらいたくない》
など、会費はあくまで“推し”から受けるサービスに対して払っているものであり、会社の不祥事始末のために使ってほしくないという悲鳴が続出。そして、それは社名変更についても同様だ。
「当初ジャニーズ事務所は、社名について変更しないとしていましたが、これはファン心理を考慮したもの。ファンの中には『ジャニーズ』という屋号に愛着があり、変えてほしくないという人も多いんです。
さらに、ファン歴が長ければ長い人ほど、“ファンクラブ代を事務所名の変更に使われるのは嫌”など、これまで支払ったファンクラブ代が不本意な形に回されるのは許しがたいという気持ちもあるようです」(女性誌記者)
世論からは、加害者の名前の冠をつけたままでいることに、“反省の意が見えない”などと批判が殺到。ジャニーズ事務所は来る10月2日に、社名変更についても何らかの発表を行なうと見られている。果たして社名が変わった後、ファンクラブ会員たちの動向はどうなるのか――。