フジテレビで来春放送が予定されているという、木村拓哉(50)主演によるスペシャルドラマ『教場』の制作延期が報じられた。
『教場』シリーズは、フジテレビ開局60周年特別企画として、2020年にスペシャルドラマとしてスタート。主演を務める木村以外にも川口春奈(28)や三浦翔平(35)、なにわ男子所属の西畑大吾(26)ら今をときめく俳優陣が集結したことでも注目を集め、2021年にはスペシャルドラマ『教場Ⅱ』、今年4月クールには、過去編である連続ドラマ『風間公親―教場0―』が月9ドラマ枠で放送されていた。
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延期の理由はジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)による加害問題や、その影響によるロケ地の貸し渋り問題などもささやかれているというが、
「それ以外にも2つの理由が言われているんですよね……」
そう声を潜めて話すのはドラマ制作会社関係者。
「1つは、本作に出演予定の男性俳優が体調を崩してしまい、撮影が難しくなっているそうなんです。本作は警察学校である『教場』が舞台であり、その俳優は20代の若手イケメンであることから、恐らく生徒役。『教場』は演技力の高さが要求される作品なので、代役を立てるのが難しい、というのもあるでしょう。
もう1つの理由は――“台本問題”だといいますね」(以下同)
『教場』は、長岡弘樹氏の同名小説を原作に、フジでは『踊る大捜査線』シリーズも担当した君塚良一氏が全シリーズの脚本を担当している。
「木村さんが、現段階の台本にNGを出し、修正をお願いしていると聞こえてきています。君塚さんはベテランですし実績もある方なんですが、恐らくは連ドラ版の『教場0』が尾を引いているのではと……」