■“オールスター”だけに中途半端な作品にはできない
「テレビ界で最重要視される13歳から49歳までのコア視聴率はまずまず高かったですが、『教場0』の最終回は“ラスボス”の立ち位置にいた千枚通しを使う通り魔・十崎波琉(森山未來/39)と風間の因縁をまったく解決できずに話が終わっていて、“続きは映画で!”のようなノリだった。そのため、視聴者からの信頼も損ねてしまいましたよね……」
『教場』は豪華キャストもセールスポイントの1つだが、来春放送予定の最新作はこれまで出演してきた主役級のキャストが揃うオールスター的な作品だと言われていて、『教場0』の赤楚衛二(29)や新垣結衣(35)、初代『教場』の川口なども出演するとみられている。
「『教場0』で数字を落としてしまった木村さんは、藤島ジュリー景子前社長や東山紀之新社長(56)が出席して行なわれた9月7日の会見後に、自身のインスタグラム上で“show must go on”(一度始めたら最後まで続けなければならない)と生前のジャニー氏の座右の銘を敬礼ポーズ付きで投稿。後に削除されましたが”ここに来て事務所をかばうのか“と、大批判を浴びてしまい、今、かなりの逆風が吹いています。
そうしたなかで、“中途半端な作品を作るわけにはいかない”――そんな思いから、ハードルが非常に上がっているのではないでしょうか」
『教場』のスタッフは今回の延期は「制作期間を改めて検討し直せば解決するもの」と、9月21日発売のスポーツニッポンにコメントしていて、作品を上質なものにするためで、「ドラマ自体を放送することには変わりありません」と、明言している。果たして『教場』、そして“視聴率男”木村拓哉の大逆襲はあるか!?