ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題の影響で、スポンサー企業やテレビ局がジャニーズタレントの起用に慎重な姿勢を見せている。日に日に高まるジャニーズ事務所への社会からの逆風。その流れを象徴するような出来事が9月23日に起こった。

 テレビ東京で11月中旬に放送される予定の音楽特番『テレ東音楽祭』で、2014年から番組MCを担当していたTOKIO国分太一(49)が、降板の調整に入ったと報じられたのだ。

*画像は『テレ東音楽祭』公式アカウント『@tereto.ongakusai』より

「国分さんは番組スタート時からMCを務めていて、まさに“番組の顔”。ただし、同番組はかねてより出演者が“ジャニーズだらけ”であると指摘され続けてもいたんです。今年は2回番組が放送される予定で、1回目は6月28日に放送されています。

 この時は、全40組中10組がジャニーズタレント。国分さんも、かつて一緒に光GENJIのバックダンサーユニット・平家派に所属していた20th Centuryとともに、内海光司さん(55)・佐藤アツヒロさん(50)、そしてジャニーズJr.ユニットHiHiJetsと、コラボパフォーマンスを行ないました。なお、22年11月放送回も37組中8組をジャニーズタレントが占めています」(芸能プロ関係者)