■白波瀬氏は「ジャニーズ・エンタテイメント」の取締役だけでなく……
9月30日の当サイトの記事では、白波瀬氏が今でもジャニーズ事務所関連会社「ジャニーズ・エンタテイメント」の取締役に名を連ねていると報じた。
同社はKinKi KidsのCDデビューを見据えて1997年2月にジャニーズ事務所が設立。少年隊、NEWS、ジャニーズWESTなどが所属してきたが、2019年5月に事業を終了し、嵐などが所属するレコード会社「ジェイ・ストーム」へと事業譲渡。以降は休眠会社と化している。
休眠会社ではあるものの、同社の登記簿には2022年も動きがあり、滝沢秀明氏(41)は退所と同じタイミングの2022年10月に取締役から外れている。一方で白波瀬氏は2018年3月に取締役に就任し、2022年5月にも再び取締役として登記されているのだ。
芸能プロ関係者が話す。
「ジャニーズ事務所に嘱託社員として残っているのは残務処理、引き継ぎ作業に当たっているからだと思われます。ジャニーズ・エンタテイメントの取締役からも事態が落ち着けば外れることになるのではないでしょうか。
ただ、実は白波瀬氏はさらに、ジャニーズの関連会社にも関与しているんです。関与どころか代表を務めています。関連会社『ジェイ・ドリーム』の代表取締役という立場にあり、それは今でも変わっていないんです」
■休眠状態の「ジェイ・ドリーム」だが……
「株式会社ジェイ・ドリーム」は2005年6月に設立された映画制作会社で、ジャニー氏が代表取締役社長、元SMAPチーフマネージャーのI氏が取締役を務めていた。
ジェイ・ドリームは主にSMAPの映像作品の制作や管理を行なっていた会社で、木村拓哉(50)主演の『HERO』(フジテレビ系)、中居正広(51)主演の『私は貝になりたい』(TBS系)、稲垣吾郎(49)主演の映画『桜、ふたたびの加奈子』、草なぎ剛(49)主演の映画『日本沈没』や『任侠ヘルパー』(フジテレビ系)、香取慎吾(46)主演の『西遊記』(フジテレビ系)などの作品を、テレビ各局や映画会社とともに制作していた。
「SMAPのために設立されたような会社でしたから、SMAPが解散し、I氏がジャニーズ事務所を退社してからは休眠状態にありました。しかし登記簿上では動きがあり、そこには白波瀬氏が関わっていたんです」(前同)