■解散したらI氏とSMAPメンバーにも大金が入る

 白波瀬氏は2008年4月にジェイ・ドリームの取締役に就任したものの、2018年3月には退任している。

「ところが、2020年6月に代表取締役に就任しており、それは今も変わっていないんです。この不可解とも思える動きを巡って、芸能関係者の間ではドロドロした話が飛び交っています。

 というのも、ジェイ・ドリームを解散・清算するとなったら、会社の資産、株式などを株主らに分配する必要が出てくる。そうなったらI氏や元SMAPメンバーにも大金が支払われることになるわけです。I氏やメンバーも株式を保有していると言われていますからね。

 ジャニーズ事務所サイドはそれを避けたいのではないか、とささやかれているんです。もちろんいずれは解散・清算するのでしょうが、現状は会社を解散させないためにも、ある意味では嫌がらせのように、白波瀬氏が代表取締役について、会社を存続させている。解散させないためだけに休眠状態のまま会社を残しているのではないか、とも言われているんです」(前出の芸能プロ関係者)

■新しい地図のテレビ出演を巡ってジャニーズ事務所に公取委が「注意」

 2019年7月には、新しい地図の3人をテレビ番組に出演させないよう圧力をかけた場合は独占禁止法に抵触する恐れがあると、公正取引委員会がジャニーズ事務所に対して「注意処分」をしていたことが明らかになるなど、新しい地図とジャニーズ事務所の関係は良いものではないのはたしか。

※画像は草なぎ剛の公式インスタグラム『@tsuyoshikusanagi_official』より

「だからこそ、ジェイ・ドリームに白波瀬氏が代表取締役として残っていることが、そうした驚くべきドロドロ話としても語られるんでしょうね……」(前同)

 ジャニー氏の加害問題だけではなく、ジャニーズ周辺にはまだまだ深い闇がうごめいていそうだ――。