■視聴率も散々で……“出禁”の危機か
古沢氏は『文春』の取材に対して松潤の「台本に対する提案はどれも建設的」と評価している一方で、同誌は“台本改変”に松重が苦言を呈していたことも、同時に報じている。
それ以外にも『文春』では、松本が現場でのやりたい放題ぶりが伝わる具体的なエピソードが、多数報じられている。
「NHKは『文春』の報道を否定してはいるものの、《証拠入手》という確信を持った強い見出し付きです。
現在のジャニーズ事務所には、ジャニー喜多川氏(享年87)の騒動でNHKも非常に厳しい姿勢を見せているのに、NHKの顔である大河ドラマの主演でジャニーズタレントの松本さんが、報道のようにここまで横柄な態度を取っていたとしたら、非常にマズいことですよね。
松本さんの意見が反映され、高視聴率を獲得しているのならまだ違ったかもしれませんが、『どうする家康』の視聴率は低調で、しかも、最新話ではワースト2位の視聴率を叩き出してしまいましたからね……。グループとしての嵐はNHKにも貢献してきましたが、“パワハラ”まがいの行為が事実で、結果、視聴率も散々なことになったら……今後、松本さんが“NHK出入り禁止”になっても、不思議ではないでしょうね」(前出のワイドショー関係者)
10月8日放送の第38話は、天下統一を果たした豊臣秀吉(ムロツヨシ/47)が朝鮮出兵しようとするのを徳川家康(松本)が必死に止めようとするところに、秀吉の側室・茶々(北川景子/37)が現れて――という回だった。
「同回の視聴率は世帯7.4%、個人4.2%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)と二桁を維持できず、劇的に低下しました。さらに付け加えると、若者層も、若い女性層も、ほとんど見ていなかった回でしたね」(制作会社関係者)