■月9ではガチのアクションを披露

「そして、映画公開からわずか3日後にスタートしたのが“月9”『ONE DAY』です。こちらは死体の近くで倒れていた記憶喪失の男・勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ)を演じていますが、第1話で視聴者の度肝を抜いたのが、序盤のレストランと、中盤の埠頭の建設現場で見せた2つのアクションシーンです」(前出の映画ライター)

 深夜のレストランで泥棒と間違われた二宮演じる誠司は、体をダイブさせて厨房の台を回転しながら2度、飛び越えるアクションを披露。

 そして、中盤の警官たちに追われるシーンでは2階から飛び降りたり、鉄柵を踏み台に大ジャンプして水路越えをしてボートに飛び込んだりと、“パルクール”を披露。制作発表会見では共演する江口洋介(55)の「二宮くんのアクションがすごいんです」という言葉に「そんなことないです。走ってるだけですから」と返していたが、謙遜しすぎである。

※画像は『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』の公式X(ツイッター)『@oneday_xmas_ado』より

 恋愛とアクション――短期間で2つの作品で新たな演技の一面を披露した二宮に対しては、

《全く違うタイプを同じ時期に観られる幸せ 恋愛もアクションもできるニノを応援できる喜びを噛み締めてます》
《40歳になってめちゃくちゃアクションする二宮和也純粋な恋愛映画に出る二宮和也どっちも同時期に観られるとかありがてえありがてえ》
《それにしても二宮さん、恋愛映画やって、パルクールみたいなアクションやって、そのうち松本潤になるのでは》

 といった声が、SNSにも多く寄せられている。

「また、前クール、夏ドラマで圧倒的な人気を誇った堺雅人さん(49)主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)では、基本的に主演ばかりの二宮さんが珍しく脇役、テロ組織『テント』No.2のノコルを演じていましたよね。二宮さんは主演で輝くタイプの俳優なだけにちょっと違和感もありましたが、助演でもしっかり存在感を出していて、評判も良かったですよね。

 嵐は、25周年を迎える節目の時期でありながら、他メンバーがそれぞれピンチを迎えているだけに、より二宮さんの活躍が際立ちますね」(前同)