■松本はパワハラ疑惑、櫻井は降板危機、大野は復帰の意思ゼロの三重苦

 デビュー記念日である今年11月3日から来年の同日にかけて、嵐は25周年イヤーに入る。

 二宮が先述のように目覚ましい活躍をしたり、相葉雅紀(40)には10月27日から主演連続ドラマ『今日からヒットマン』(テレビ朝日系)が控えている一方で、残る松本潤、櫻井翔(41)、活動休止中の大野智(42)は、それぞれ不穏な話が飛び交っている状況だ。

「松本さんは、放送中のNHK大河ドラマどうする家康』の主演を務めていますが、10月12日発売の『週刊文春』(文藝春秋)に、松本さんが現場で酷いパワハラを行なっていること、脚本を“改悪”している疑惑などを、“証拠入手”という強い見出し付きでスクープされてしまっています。

 櫻井さんは、2024年1月クールに、今年1月に放送した主演ドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)の続編『新空港占拠(仮)』が控えていると言われていますが、それを前に“本業”が危うくなってきていますよね」(ワイドショー関係者)

 櫻井は『news zero』(日本テレビ系)の月曜キャスターとして活躍していて、実力も確かだったのだが、ジャニー喜多川氏(享年87)をめぐる問題に対して事務所のしがらみなど、多くの要因で初期の対応が悪かったため、キャスターとしての信用が急落。

 日本テレビは、9月14日に開かれた10月期改編説明会では櫻井の降板を「編成方針の変更の予定はございません」としており、10月4日放送の『news every.』でも同様のコメントを発表していたが、複数のメディアで来年の3月末で降板すると報じられている。

「リーダーの大野さんは一向に芸能活動復帰の気配は見せていません。二宮さんは、『アナログ』の舞台挨拶のまさにその日、路上でばったり大野さんに会っていて、“都内で彼は街中を凄く元気に歩いていました”“(挨拶を)頑張ってと言われた”と近況報告をしていましたが、一方で大野さんは沖縄・宮古島のリゾートホテル経営という“副業”に本格的に取り組んでいる。

 多くの嵐ファンが、グループの25周年イヤーに大きな期待をしているし、ファンクラブ会員としてお金も払い続けている。そんな状況で、嵐として何もアクションを起こさないことはありえないとは思われますが……ジャニーズの大揺れも伴って、もしかしたら本当に、このままでは何もない25周年イヤーとなってしまいそうな気配も漂い始めましたね……」(前同)

 25周年を目前に揺れている嵐。俳優業で大活躍を見せ、より注目度が高まっている二宮が、4人を牽引することができればいいが――。