■一夜限りのコンサートすら可能性はほぼゼロ……

 加えて、ジャニー氏の問題でジャニーズ事務所は被害者の補償終了後に廃業へ。所属タレントは新たに設立される会社とエージェント契約を結ぶことが決まった。

 さらに10月12日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、松本潤がNHK大河ドラマどうする家康』の現場でパワハラ的行為をしていたと報道。

 記事によると、収録が押してしまった際に、助監督に「殺すぞ!」と暴言を吐いたり、前室の丸椅子を蹴り上げたり、共演者のセリフを横取りして現場で「台詞泥棒」のあだ名がついているという。

※画像は『どうする家康』の公式X(ツイッター)『@nhk_ieyasu』より

「ジャニーズ周辺、嵐周辺の流れもよくないですよね。再始動を巡っては、櫻井さんと相葉さんにも“ファンのために”という思いは強くあるようですが、5人がそろわないのではないかと案じていると聞こえてきています。二宮さんは前述のように“リーダーが無理なら無理”という気持ちでしょう。

 現時点では一夜限りのコンサートすら可能性はほぼゼロだといいます。しかし、再始動できないのにアニバーサリーイヤーを何もないまま過ごすというのはファンの手前、無理でしょう。

 そうなってくると“ケジメ”をつけなければなりません。2024年に嵐としてのピリオドを打つ。つまり、解散という決断をいよいよするのではないかと言われていますね……」(前出の芸能プロ関係者)

■改名の関ジャニ∞にも解散説が浮上

 10月2日の会見で新会社の社長に就任する東山紀之(57)が「すべて『ジャニーズ』とつくものはなくなります」と明言し、グループ名を改名する関ジャニ∞にも2024年の解散説が急浮上しているという。

 関ジャニは10月12日、ファンクラブ会員向けサイトに動画を投稿し、公募していたグループ名について、2つまで絞っており、事務所に相談すると報告。メンバーの村上信五(41)は「とにかく安心していただきたいのは、我々はきちんと5人で活動は続けますので! とにもかくにもそこはご安心ください」と前向きなメッセージを送っていたが――。

渋谷すばるさん(42)、錦戸亮さん(38)とメンバーが続々と退所して何かと不安定な関ジャニですが、錦戸さんが脱退するタイミングで“解散”という話も出ていたんです」(民放キー局関係者)

 関ジャニの5人は、2022年1月の『行列のできる相談所』(日本テレビ系)にゲスト出演。メンバーが相次いで抜け、安田章大(39)は「リードボーカルがいなくなった。“屋号(関ジャニ)をなくすか?”という話にもなりましたけどね」と明かしていた。

 村上は横山裕(42)と2人きりで話をしたとし、「どっちかがこれで(グループ)を抜けるのはない。残るほうがしんどくない? 一蓮托生じゃないかと」と当時を振り返った。横山も「村上が“やるぞ”ってなってくれたから。あいつの思いを聞いて頑張らなきゃってなった」と語り、「正直、解散ライブのことまで話をしていた。“潮時なのかな”って思って、村上に相談した」と告白した。