■ジャニーズ残留では海外進出は難しい

 SixTONESの京本大我(28)と田中樹(28)は10月7日放送のラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)に出演。

 田中が、アメリカ・ラスベガスに巨大な球体型会場「スフィア」が誕生したと切り出すと、収容人数が2万人なのにスピーカーが16万個ある、高さ約120メートルの内壁が解像度が16KのLEDスクリーンで覆われているなど、設備のスゴさを興奮気味に説明。

 これを受け、京本はいつかは「スフィア」公演を実現させたいとし、「海外公演として視野に入れておきたいところではある」と続けた。すると田中が「スフィア」の内壁に映し出す、16K映像の素材の作り方がわからないと、現実的な心配を吐露。「事前にソニーに行ってもらって、16Kに対応してもらわないと」と、所属レコード会社であるソニー・ミュージックエンタテインメントのスタッフに協力を求めていた。

 メンバーの松村北斗(28)は10月4日に会員制ブログ『北斗學園』を更新。仕事で韓国を訪れているとし、《SixTONESで韓国とかにライブで来てみたくなってくる》《アジアツアーとかでいくつか周ってみたい》と野望を明らかにしていた。

※画像は「SixTONES/ソニーミュージック」の公式X(ツイッター)『@SixTONES_SME』より

「ジャニー氏の問題でジャニーズ事務所は国際的な評判も地に落ちてしまっている。加えて、サブスク解禁を渋っていることなど、海外進出時に必須となるネット戦略も期待できません。もし海外で勝負したいのであれば、エージェント契約は結ばず、楽曲配信に積極的なTOBE入りするほうが現実的ではないでしょうか。

 さらに俳優業やキャスター業をメインにするタレントも完全に独立したほうがメリットが大きい。新会社とエージェント契約を結んだタレントであっても、ドラマに起用しようとするとスポンサーが難色を示す可能性がありますからね。

 生田斗真さん(39)や風間俊介さん(40)にも独立の可能性がささやかれています。風間さんは俳優業に加え、『ZIP!』(日本テレビ系)ではキャスター業も行なっている。番組関係者も“このままでは使いづらい。できることなら独立してほしい”と願っているといいますよ」(前出の芸能プロ関係者)

■櫻井翔もキャスター業のために完全独立も!?

 ジャニーズキャスターの代表格といえば、櫻井翔(41)だろう。

「『news zero』(日本テレビ系)でもジャニー氏の問題を取り上げましたが、櫻井さんは画面から姿を消し、有働由美子さん(54)だけで進行することもありましたし、2度の会見後の番組でもどこか他人事のようにコメントしていて、批判が殺到してしまいました」(前同)

 10月4日配信の『東スポWEB』では、2024年春に櫻井が『news zero』を卒業することが内定しているとも報じていた。

「ただ、40代を迎えてアイドルとして限界を迎えつつあるとも言える櫻井さんもキャスター業を大事にしていきたいでしょうし、新会社とエージェント契約となってもジャニー氏の問題に積極的に言及することはできないはず。

 キャスター業を続けていくため、完全に独立し、もし嵐が再稼働するとなったら、その都度、新会社とエージェント契約を結ぶというやり方もできるでしょうからね」(同)