■NHKは“ジャニーズ大河”から決別か

 芸能プロ関係者は言う。

「NHKで数々のドラマを手掛け、同局の理事も務めたW氏が昨年、ジャニーズ事務所に“天下り”して現在は同社の顧問に就任。そのW氏の“働き”で松本さんが『どうする家康』の主演に決まったともささやかれていますね。

 今回の“告発記事”はNHK上層部は意図していないものでしょうが……この松本さんのパワハラ疑惑、『どうする家康』の低視聴率と評判の悪さ、さらにはジャニー喜多川氏(享年87)の問題もあり、大河の制作現場は“ジャニーズ大河”から決別することに決めたのではないでしょうか」

 これまで多くのジャニーズタレントが大河ドラマの主役を張ってきた。

 1993年には『琉球の風 DRAGON SPIRIT』で東山紀之(57)が、2004年には『新選組!』で当時SMAPだった香取慎吾(46)が、2005年には『義経』で滝沢秀明氏が、2014年の『軍師官兵衛』では元V6岡田准一(42)が主演を務めた。

※画像は『どうする家康』の公式X(ツイッター)『@nhk_ieyasu』より

「ジャニー氏の問題もあり、今年の『NHK紅白歌合戦』にジャニーズ事務所所属アーティストは1組も出場しないという話も言われていますが、人気や売り上げを考えるとSnow ManとSixTONESにはまだ出場の可能性もささやかれています。

 ただ、大河に関してはジャニーズとはもう決別するつもりなのではないでしょうか。これだけ詳細に内幕が報じられているわけですで、大河関係者が松本さん、そしてジャニーズと刺し違える覚悟で『文春』にリークをしている、ということも十分に考えられそうです」(前同)

『どうする家康』が最後の“ジャニーズ大河”になるのだろうか――。