ＴＢＳの新バラエティ番組『ジョンソン』(毎週月曜日夜９時から）の初回２時間ＳＰが１０月２３日に放送され、世帯視聴率４.８％（すべてビデオリサーチ調べ、関東地区）、個人視聴率２.８％という厳しいスタートを切った。

　１０月３０日には第２回が放送される新番組『ジョンソン』は、２０１３年９月にレギュラー放送が終了した『リンカーン』（ＴＢＳ系）の後継番組。かまいたちの山内健司（４２）、濱家隆一（３９）、モグライダーの芝大輔（４０）、ともしげ（４１）、見取り図の盛山晋太郎（３７）、リリー（３９）、ニューヨークの嶋佐和也（３７）、屋敷裕政（３７）の次世代を担う４組８人の芸人がレギュラーメンバーを務める。

　記念すべき『ジョンソン』の初回ＳＰでは、レギュラーの４組に加え、おいでやす小田（４５）、鬼越トマホーク、蛙亭、ザ・マミィ、ランジャタイなどなどの人気芸人総勢５９名が奮闘する「ジョンソン芸人大運動会２０２３」を放送。

「運動会」は『リンカーン』の大人気企画の１つで、この企画をきっかけにレギュラー出演を果たす芸人もいたほどだった。

■「やるにしても初回が大運動会は絶対違うでしょ」と冷めた声

『ジョンソン』の大運動会は「山内組」と「濱家組」に分かれてさまざまな対決を実施。勝ったほうには賞金１万円、負けたほうは一言謝罪の言葉を述べてから深々と土下座をするという「因縁！土下座１００ｍ走」をはじめ、「賞金総取り！イスとり合戦」、「Ｔシャツ破り騎馬戦」などの対決を繰り広げた。

　さらに休憩時間にはジャングルポケットのおたけ（４０）の実家からデリバリーされた「もんじゃ弁当」に舌鼓を打ったり、「応援パフォーマンス合戦」ではママタルトの大鶴肥満（３２）がサックス演奏を披露。

　各チームの代表者がランダムに電流が流れる棒を引っ張り合う「ビリビリ棒引き」など、『リンカーン』時代にはなかった新競技も行なわれ、最後には『リンカーン』でも一番の盛り上がりを見せた「チーム対抗」リレーには出演芸人全員が全力で挑んでいた。

※画像は『ジョンソン』の公式Ｘ（ツイッター）『@johnson_tbs』より

　Ｘ（ツイッター）では「＃ジョンソン」がトレンド１位になるほど。しかし……、

《リンカーンの後継というかただの居抜きみたいな感じだったけど、やるにしても初回が大運動会は絶対違うでしょ》
《やっていることは大運動会で一緒だが出演者が違うだけでこうも違うのかと思わされた。芸人さんの経験不足なのかそもそもの実力が足りないのかイマイチ判らないがとにかくつまらなさが際立った》
《ジョンソン？芸人の運動会見てるけど、リンカーンの運動会ってめちゃくちゃ面白かったんだなと再認識》

　など、視聴者からは厳しい声が殺到してしまったのだ。