二宮和也(40)の“決断”が波紋を広げている――。

 10月24日夜、二宮はSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)から個人契約を解除して、独立することを発表した。

 電撃退所の一方で、嵐としてのグループ活動は継続することも同時に発表されているほか、二宮は来月初旬に設立される旧ジャニーズが立ち上げる新エージェント会社と契約する可能性があることも、一部では報じられている。

「二宮さんは9月7日の最初の事務所会見の時期から独立を考えていたといいます。活動休止中の大野智さん(42)も含めて嵐の全員と複数回話し合いを重ね、メンバーも二宮さんの意思を尊重したそう。

“嵐を離脱するわけではない”と明言しているとはいえ、1人だけ旧ジャニーズを辞める――はたから見れば二宮さんは悩み抜いて大決断したように見えます。 

 しかし、二宮さんのこれまでの行動、発言を考えると、メンバーはさほど独立に驚かなかったと言われていますね」(芸能プロ関係者)

 二宮の「これまでの発言」、それは――。

「二宮さんは、事務所サイドに要求を通そうという際には、“ダメだったら辞めるんで”という言葉をよく使うそうなんです。もはや口ぐせのように――。

 それだけ聞くと、退所をちらつかせて事務所に無理を言う駄々っ子みたいなイメージになってしまいますが、もちろん違います。

 二宮さんが事務所にもメリットにもなる新しい提案などの話をして、それなのに無下にされるようなら、“だったら事務所を辞めます”という感じだといいます。会社の不利益になることや、無茶なことを押し通す、ということではありません」(前同)

 二宮は、新しいことに妥協なく挑戦していく、良い意味でマイペースで革新的な性格の人物。

 2021年4月に立ち上げたYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』(名称変更予定)が、その最たる例だろう。

『ジャにのちゃんねる』は二宮のソロチャンネルではなく、個人的に仲の良いKAT-TUN中丸雄一(40)、Hey!Say!JUMP山田涼介(30)、SexyZone菊池風磨(28)の3人を巻き込んでスタートした。