■メンバーと共演できる道を探したうえでの決断だった

 今にして思えば、『ジャにのちゃんねる』での二宮の発言は退所の“匂わせ”にも聞こえるが、同時に「見る側の人たちに違和感がなければいいんじゃないか」と話していたことからも、今後も円満に旧ジャニーズタレントと共演を続ける、前向きな方向での方法を考えていたことがわかる。

 二宮の独立発表後、『ジャにのちゃんねる』の発言に対しては、

《二宮くんの独立の件は、後輩たちにもいろんな選択が増えて凄い決断だと思いました》
《現状まだ新しい事務所設立できてないから、どんな形態かわからないけど、それも加味しての独立かなと思いました。YouTubeのみの会社も作ること考えたら、個人での立ち上げはあり得るかなと。嬉しい報告を待つのみです》
《この動画を上げてる頃にはもしかしたら腹決めてたんじゃないでしょうか。発表が急ではありましたが、二宮さんらしいなと思いました。正しい選択だと思います》

 といった声が、コメント欄に多く寄せられている。

「個人の仕事は、大逆風が吹く旧ジャニーズに所属したままでは難しい。しかし、今後も『ジャにの』や嵐のメンバー、旧ジャニーズと関係を切ることなく、仕事をしていきたい。

 それを円満に叶えるべく、二宮さんは前向きに独立。それは、旧ジャニーズとの“良いお別れ”となるのではないでしょうか。決して身勝手な理由ではない、と旧ジャニーズ内でも考えられているようですよ」(前出の芸能プロ関係者)

 10月24日のX(ツイッター)で二宮は《朝起きて、まず仕事、問い合わせのメールを確認。今までにない動きで新鮮です》と、いかにもフリーランスらしい新生活を報告している。11月頭に復帰を目指して休止中の『ジャにのちゃんねる』でも、元気な姿を見せてくれるはずだ――。