■松田が松潤を視聴率で圧倒してしまった

「視聴層の違いや、NHKと民放の違いなどから、大河ドラマはさほどコア視聴率は気にしていないと言われています。 

 しかし、『どうする家康』は主演の松本以外にも、旧ジャニーズタレントが多く出演しています。元V6岡田准一さん(42)が前半のレギュラー格の超大物・織田信長を演じ、なにわ男子長尾謙杜さん(21)が家康の異父弟・久松源三郎勝俊で1話だけ出演。41話時点で未登場の豊臣秀頼は、ジュニア(旧ジャニーズJr.)でHiHi Jets作間龍斗さん(21)の起用が発表されています。若者層獲得を期待していたのは間違いないでしょう」(前出のワイドショー関係者)

 しかし、結果として松本の『どうする家康』は、後輩の松田が大活躍した『鬼レンチャン』に、コア視聴率の面でボコボコに負けてしまったことになる。

 これまで『どうする家康』は、史実からあまりにかけ離れたシナリオが大河ファンの不評を買い、低視聴率に悩まされてきた。さらに、10月12日発売の『週刊文春』(文藝春秋)は、松本が現場スタッフにパワハラレベルの「ブチギレ」をしたことを筆頭に、現場で非常に横柄な態度をとっている話が報じられ、逆風が吹いている。

 そこに来て、松田という“後輩ライバル”が裏番組の『鬼レンチャン』に登場したのだ。

「松田さんは千鳥にめちゃくちゃ気に入られたし、素晴らしい歌唱力がある。『鬼レンチャン』の準レギュラーのような存在になることは間違いないのではと。

 そうなると、またしても裏被りしてしまうことになる。そして、また高いコア視聴率を叩き出して、『どうする家康』をボコボコにしてしまう……そうした展開は十分にありそうです。それは、単なる裏被りではない、ヤバい裏被りですよね……」(前同)

 松田が所属するTravis Japanはジュニア時代、圧倒的なダンス力から松本に「あいつらを使いたい」と指名されたことをきっかけに、嵐のバックダンサーを務めていたこともある。

 バックダンサーの1人だった松田が、気づけば先輩・松本の主演ドラマの真裏で高視聴率――いよいよ世代交代が、とも言えそうだが、「徳川家康」の名前すら言えなかった松田の身は大丈夫?