■プラスチック製の容器で運ばれてきた鶏肉の味は……
お勧めメニューを注文し待つこと5分ほど。燻製鶏肉(680円)がプラスチックケースの容器に入れられ運ばれてきた。
一口目から燻製の味が口の中で広がる。少々、しょっぱいのが気になるが、本場の味と言われれば納得の濃さ。燻製にしているからか中国料理特有の油っぽさは気にならない。
注文をした水餃子(500円)も酢醤油が辛すぎるでもなく、日本人の好みに沿ったものになっている。これなら初心者でも容易に食べられそうだ。
一方、日本食に近い味付けの東北料理と違って、ハードルが高いのが四川料理である。豆板醤を中心とした辛口の味付けが売りの四川料理。『友誼食府』内にある四川料理のコーナーにあるメニュー表も赤一色の様相を呈している。