11月10日放送の生活情報番組『あさイチ』(NHK、8時~)に、嵐・松本潤(40)が出演。10月26日にクランクアップを迎えた主演の大河ドラマ『どうする家康』の舞台裏や近況など、多くを語った。
「博多華丸さん(53)と博多大吉さん(52)の博多華丸大吉コンビと鈴木奈穂子アナウンサー(41)の軽妙なMCも手伝って、かなり攻めたトークとなっていました。序盤の方では、松本さんが撮影中にプライベートでどう過ごしていたかを話していましたが、そこで鈴木アナがジャニーズ問題について、いきなりブッコミ質問をしていました」(ワイドショー関係者)
鈴木アナは「集中したい時に所属事務所を巡る問題もあったりしたかと思うんですけど、その辺でいろいろ考えたり悩んだりしたこともあったんですか?」と、ジャニー喜多川氏(享年87)の騒動で揺れている旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)に関して質問。
それに松本は、
「この番組とかもそうですけど、自分たちが現場で作った作品がオンエアできないんじゃないかとか、今日も『あさイチ』も出演できないんじゃないかみたいなことも考える時期もありました」
と率直な思いを告げたうえで、
「そうなると、僕はやっぱり大河ドラマの主演で今回作品に出させていただくという意味では、その責任を最後まで全うしたいというふうに、今なお思っているので。それが何かちゃんとできるような形になればいいなというのは、考えながらずっとやっていましたね」
と、明かしていた。
「松本さんは嵐の活動休止前に1度オファーを断っていた話など、裏話も多く語っていましたね。
一方、撮影中のエピソードを語る場面では博多華丸大吉コンビのフォローも含めて、どこか『週刊文春』(文藝春秋)で報じられた、松本さんの“『どうする家康』現場パワハラ報道”に対する“反論”と受け取れるような内容にもなっていました」(前同)
松本は10月12日発売の『週刊文春』で、『どうする家康』の撮影現場での横柄な態度や、共演者のセリフを横取りして現場で“台詞泥棒”のあだ名がついた話など、横暴なパワハラ的行為をしていたという話が報じられていた。
“松本が台本に意見していた”という部分は脚本家の古沢良太氏も認めていたが、それ以外のパワハラ関係の報道については、NHKは「ご指摘のような事実はありません」と否定していた。
そして、今回の『あさイチ』では『文春』の“パワハラ報道”から、主に甲冑に関する話題と、平岩親吉役で出演しているハナコ・岡部大(34)に対する酷い扱いなどに対する反論とも感じられる内容のトークが繰り広げられたのである。
古沢氏の脚本に関しても、松本が「古沢さんの大ファン」「古沢さんの書く本(脚本)で1回お芝居をしてみたいと思ったのも、やらせていただいた大きな要因」と、触れる場面もあった。