■「嫌い」報道、ハナコ・岡部ブッコミに松潤は苦笑!

「まず、“甲冑”というのは、劇中で松本さんが着用していた、家康が桶狭間の戦いで着用した金ぴかの武具“金陀美具足”のことです。それを再現した松本さんの甲冑は15キロ前後のオーダーメイド品。それでも甲冑の重さと通気性の悪さに文句を言っていたこと、家臣役のベテラン俳優は鎧の軽さから“若いんだから文句言っちゃダメだよねぇ”と呆れていた――と、『文春』の記事では報じられていました」(前出のワイドショー関係者)

 今回の『あさイチ』では「特に大変だったシーン」で家康が初めて甲冑を着たシーンを紹介していたが、そこでは鎧の重量を「重さおよそ11キロ」(鈴木アナ)と明言。

 松本が高さ6メートルの橋にぶら下がって戦場から逃げるシーン、海のシーンで鎧が重すぎて流されそうになったシーン(いずれも第1話)が紹介されていた。

 大吉は肩の部分の重さに驚いていたが、松本はアクションを想定して制作されていて、「これでも軽い方なんです」と補足していた。

 また、海のシーンは本来立って芝居をする予定だったが、鎧に加えて、衣装が海水を吸って重すぎて立ち上がれなくなってしまったのを、相手役の山田裕貴(33)がうまくフォローしてくれたことも明かしていた。

「甲冑に関する詳細なエピソードを語り、“真実はこうなんですよ”と言っているようにも伝わってきましたね。

 そして岡部さんの件ですが、『文春』の記事では、松本さんが“わき役なのに目立つ”という理由で岡部さんを嫌っていて、メインキャストの誕生日に松本さんが用意する恒例のバースデーケーキが、岡部には用意されなかった――といった話が報じられていました。それが『あさイチ』の途中で、華丸さんが明らかにこれを意識したトークを振ってきたんです」(前同)

 松本は、松山ケンイチ(38)や大森南朋(51)、ムロツヨシ(47)など、共演者の話を多く語っていたのだが、そこで華丸は「ここまであの……ハナコの岡部くんだけ名前が出てこなかったですけど?」と、露骨にタブーに触れるような表情で言及。

『文春』の報道が脳裏に浮かんだであろう松本は苦笑いしつつ、

「いやいや大好きですよ(笑)」

「岡部くんも先週、42話がラストでしたけど、そのシーンもすごい印象的でしたね」

 と、岡部をしっかりと褒めていた。 

※画像は『大河ドラマ「どうする家康」』の公式X(ツイッター)『@nhk_ieyasu』より

 華丸は続けて大久保忠世役の小手伸也(49)の話も聞こうとしたが、「全員やってたら終わらないですから!」と松本が諫め、番組は「9時のニュース」の時間を迎えたため、『あさイチ』の前半パートは終了した。