■スノスト格差や待遇に不満――

 グループの活動も、SixTONESは24年1月10日には4thアルバム『THE VIBES』がリリース予定。さらに、多くのイベントが所属レコード会社のソニー・ミュージックレーベルズのほうでも決まっていると報じられている。

「決まっている仕事から考えても、SixTONESは、基本的には残留の方向で話を進めているはずです。しかし、最終調整がついていないのかもしれません。話し合いが難航している理由は、“待遇面”だといいますね」

 SixTONESは2020年1月22日にSnow Manと異例の同日デビューを果たし、ライバルのような方針で売り出されていた。

 しかし、SixTONESはデビューシングルから11thシングルまで『オリコン』の初週売上1位を維持し続けているなど、間違いなく売れてはいるが、どうしてもSnow Manとの差は目立つ。

 両グループの最新シングルの初週売上(『オリコン』調べ)は、Snow Manの9thシングル『Dangerholic』(9月6日発売)が86.9万枚に対して、SixTONESの11thシングル『CREAK』(8月30日発売)が47.5万枚。

 ワースト記録を比較しても、Snow Manの5thシングル『Secret Touch』(2021年12月1日発売)が初週売上73.4万枚なのに対して、SixTONESは8thシングル『Good Luck!/ふたり』(2022年11月2日発売)が39.2万枚と、同じワースト記録でもかなりの開きがある。

「また、King&Princeや、藤島ジュリー景子前社長が推していたなにわ男子の方が事務所にプッシュされていた影響で、SixTONESは扱いの悪さが指摘され続けていました。

 昨年11月の『週刊文春』(文藝春秋)でSixTONESは“次に危ないジャニーズ”と今後の退所の可能性を言及されたこともありましたね」

 SixTONESは基本的にグループやメンバーの意見は会社には通らなくて、上から降りてくる方針に従わねばならず、そこに強い不満を感じている。そのため、SixTONESは事務所に強い不満を抱いている――そう報じられていた。

「現在はジュリー氏が失脚したし、エージェント契約に変わるからSixTONESの待遇も改善されるとは思いますが、どうしてもこれまでの待遇の悪さが尾を引いているのでは、と。給料の面、そして事務所内での扱いの面ですよね。

 6人は残留が基本路線のはずですが、さまざまな面で話し合いが行なわれているというSixTONESの動向が、新会社の立ち上げ遅れに関わっている可能性はありそうです……」

“ジュニアの崩壊”が言われる旧ジャニーズ。そしてSixTONESは――どうなる!?