女優の趣里(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説ブギウギ』の第46話が12月4日に放送され、視聴者から悲しみの声が殺到した。

 109作目の朝ドラ『ブギウギ』は、「ブギの女王」と呼ばれた戦後の大スター・笠置シヅ子(1914~85年/70歳没)がモデル。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘・花田鈴子が戦争の苦難を乗り越え、“福来スズ子”としてスターへと駆け上る姿を描く。

※以下、『ブギウギ』のネタバレを含みます。

 46話では、スズ子が所属していた梅丸楽劇団が解散。自らの楽団である「福来スズ子とその楽団」を結成することに。ところが、スズ子の歌うジャズは“敵性音楽”だと言われ、公演の依頼はまったく来ることはなかった。

 一方、菊地凛子(42)演じるライバル歌手・茨田りつ子への警察からの締めつけも厳しくなっていた。

 そんな中、柳葉敏郎(62)演じるスズ子の父・梅吉のもとに、出征していた黒崎煌代(21)演じる弟・六郎が亡くなったという知らせが届く――。

※画像は『ブギウギ』の公式X(ツイッター)『@asadora_bk_nhk』より

 六郎の死を受けて視聴者からは、

《このタイミングで、六郎が戦死(朝ドラ)つらい。本当は亀の話より、手紙でお姉ちゃんに言いたいことがあったはず》
《六郎、戦争で亡くなるにはあまりにも早い時期よね。週のタイトルとはいえ、何も月曜日に…スズちゃん大丈夫かな》
《せつない月曜日になってもうた。やっぱり戦争は好かん。あかん。最低や》

 といった悲しむ声が殺到した。

「11月14日の第32話ではスズ子が六郎から届いた手紙を読む場面がありました。徴兵検査に合格して喜んでいるといった内容でしたが、この時点で視聴者からは《この先の戦争を思うと六郎が心配》といった声が上がりました」(テレビ誌編集者)