■来夏には仲野太賀との共演ドラマが放送か

 小池は『鎌倉殿』であらためてその実力を見せつけ、今秋の『コタツがない家』でGP帯初主演。2024年には2月から4月にかけて宮沢りえ(50)主演の舞台『骨と軽蔑』のメインキャストとして出演が決定しているが、制作会社関係者は、

「すでに新しい連ドラの仕事が入っていると聞こえてきています」

 と話し、こう続ける。

「24年7月クールに、仲野太賀さん(30)が主演、宮藤官九郎さんが脚本を手掛けるフジテレビのドラマが放送予定だといいます。

 放送枠は、向井理さん(41)主演の『パリピ孔明』が最終回を迎えた『水曜22時』枠ではないか、と言われていますね。小池さんは、そのクドカンドラマでヒロイン役を演じるといいます。これまでのクドカンドラマの傾向、仲野さん、小池さんというキャスティングを考えると、おそらくファミリーものではないかと。小池さんに劣らず、仲野さんの演技力も折り紙付きですから、実力派俳優2人がメインとなり、秀逸なクドカン脚本で非常に楽しいドラマを作ってくれるのではないでしょうか」

 なお、仲野と小池は2人とも宮藤の作品に出演経験がある。

 仲野は、宮藤脚本の5月の舞台『もうがまんできない』、8月配信のドラマ『季節のない街』(Disney+)に出演。

 小池は、05年公開の宮藤が初監督を務めた映画『真夜中の弥次さん喜多さん』と14年の宮藤脚本の舞台『万獣こわい』に出演している。

「小池さんは、20年にトークバラエティ番組『まつもtoなかい』で天海祐希さん(56)と対談した際、番組を盛り上げたいあまり失礼な質問を連発して天海さんを怒らせてしまい、天海さんは小池さんに“共演NG”を出していると言われていますよね。

 しかし、気づけば小池さんも現在の『コタツがない家』、そして来年の仲野さんとのクドカンドラマなど、天海さんと肩を並べるような“主演女優”へと成り上がりましたよね。小池さんはまだ40代前半で若い。さらに進化し、今後、何十年も日本のドラマ、映画界を牽引していく名女優になっていくのでしょうね」(前同)

『鎌倉殿』の北条政子に、『コタツがない家』の万里江。ハマリ役が続く小池は今後、どんな姿を映像作品で見せてくれるのだろうか――。