■「ケジメがない」と叩かれたマッチだが……

「光一さん、東山さん、井ノ原さんの3人で演出を手掛けるのは初めてだったそうですが、東山さんと一緒に仕事をすることで、普段、舞台に立ち、演出も担当している光一さんは新しい刺激を受けたのではないでしょうか。

 一方で近藤さんも、退所時は“ケジメがない”など、いろいろと叩かれましたが、24年前の成人式の振る舞いからは“やっぱりマナーはしっかりしているんだな”ということがうかがえますよね」(女性誌編集者)

 近藤は2020年11月の『週刊文春』(文藝春秋)に25歳年下の女性との5年にわたる不倫が報じられ、無期限の芸能活動自粛処分に。2021年4月中旬に、近藤から申し入れがあり、同月末でジャニーズ事務所を退所している。

「本当に突然の申し入れだったそうで、ジャニーズ事務所関係者も驚いたそうです。近い関係者からは“記者会見をしたほうがいいのでは”という声もありましたが、現在に至るまで正式な釈明会見はなく、東山さんが苦言を呈したことも話題になりました」(前同)

■不倫退所のマッチを東山が「薄っぺらく感じる」と痛烈批判

 2020年5月の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)に生出演した東山は近藤の退所に言及。

「退所の仕方について大きな疑問が残る」としたうえで「マッチさんのために、自分自身を犠牲にして助けてきたスタッフの方をたくさん知っている。その人たちの思いは、マッチさんはどう受け取っているのかなって。退所のコメントでも、すごく薄っぺらく感じるんですね」と、厳しい表情で痛烈に批判した。

「退所はあまりにも急な出来事でしたが、近藤さんは自分のレーシングチーム、会社もやっていますからね。また、すでにその時は、“ジャニーズの長男坊”としての立場よりも、レースの方が優先になっていましたよね。それに伴ういろいろな事情もあっての急転直下の退所だったと見られています。

 ただ、やはり、マナーの部分や、締めるところは締めるという姿は、以前から後輩のお手本になっていたのではないでしょうか」(前出の女性誌編集者)

 新旧のジャニーズ長男坊の背中を見て、光一をはじめとする後輩ジャニーズは大きく成長できているのだろう。