1月15日夜9時から、永野芽郁(24)主演の月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)の第2話が放送される。同ドラマは1月8日に30分拡大でスタート。永野と山田裕貴(33)という、最旬の俳優2人の共演が話題だったが、平均世帯視聴率が7.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、同局の看板ドラマ枠としては物足りない数字になってしまった。

 このドラマは、主人公・逢原雨(永野)が、高校時代に心を通わせた男性・朝野太陽(山田)のため、自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(40)が、23年ぶりに月9の主題歌を書き下ろしたことも話題になっていた。

 第1話の内容は以下。2013年の長崎。高校1年生の雨は、その珍しい名前から“ザー子”と呼ばれてからかわれ、自分に自信が持てない性格から他人とは関わらないようにして生きていた。高校卒業後、雨はパティシエを目指して上京したが、夢を諦めて長崎に帰郷。ある日、今もなお忘れられない太陽と再会する。

 しかし、再会を喜んだのもつかの間、色覚異常を患う太陽は赤信号を判別できず、車にはねられ重体に。助けを呼ぶ雨の前に、“案内人”と名乗る男・日下(斎藤工/42)が現われ、「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」と告げる。それを受け入れた雨は、3か月かけて五感を奪われていくことになり……という展開。

 視聴者のX(旧ツイッター)上の反響は、《心がめっちゃしんどくなるドラマだな。かわいそうなヒロインから五感まで奪うって鬼設定すぎる》《このファンタジー設定はだいぶ重いぞ…芽郁ちゃんに訪れる未来が残酷すぎて耐えられるかな》など、ストーリーが重すぎるという声が多くあがっていたが、それも納得だ。