■『新・信長公記』はワースト記録更新の大爆死……

 2022年7月クール、永瀬は『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(読売テレビ・日本テレビ系)で主演を務めた。

 奇しくも『厨房のありす』と同じ「日曜ドラマ」枠での放送となったが、平均世帯視聴率4.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、最高視聴率6.1%がどちらも同枠のワースト1位を記録する大爆死。テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も2%程度と、かなり残念な結果に終わってしまった。

 広瀬すず(25)が主演を、永瀬が相手役を務めた2023年1月クールの『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)も前評判はよかったものの数字的には振るわなかった。初回は世帯8%とまずまずのスタートを切ったものの、初回以上の視聴率を記録することはできず、平均視聴率は6.3%だった。

※画像は『夕暮れに、手をつなぐ』の公式X(ツイッター)『@yugure_tbs』より

「『新・信長公記』は大爆死。当時、平野紫耀さん(26)、神宮寺勇太さん(25)、岸優太さん(28)の脱退騒動が勃発する前で、キンプリは何をやっても成功するぐらい勢いに乗っていた。ところがドラマはまったく振るわず。ツッコミの声も多かった脚本の影響は大きかったと思われますが、ドラマがコケたら主演の責任にされてしまいますからね。

『夕暮れに、手をつなぐ』も、若手女優のトップを走る広瀬さんと永瀬さんというコンビ。コア視聴率はそこまで悪くはなかったですが、“若手トップのスター2人を使ってこれ?”といった評価でしたね」(前出の芸能プロ関係者)