異色の“クズキャラ”で大インパクトを残したジャニーズ俳優が、再び水曜22時に帰ってくる――。
この1月クール、門脇麦(30)主演『リバーサルオーケストラ』が放送中の日本テレビ系「水曜ドラマ」枠(毎週22時~)。2020年1月クールには吉高由里子(34)主演の『知らなくていいコト』が放送されていたが、今年の4月クールに同ドラマで一躍ブレイクした俳優が、3年ぶりにカムバックすることになるという。
「奥乃桜子さんによる小説『それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~』(集英社)を原作にしたドラマが、4月クールに放送されると聞こえてきています。
中堅飲料メーカーで働く女性が知的財産部に異動し、親会社から出向してきた弁理士資格持ちの知財エリート男性上司と一緒に、いろいろなトラブルを解決していく、という内容。
メインの2人を、芳根京子さん(25)とジャニーズWESTの重岡大毅さん(30)がそれぞれ演じるという話ですね」(制作会社関係者)
重岡は以前から演技力に定評はあったが、吉高との共演作『知らなくていいコト』が、大きな転機となった。
“主人公(吉高)が殺人犯の娘と知ると一方的に別れを切り出した挙句、それを週刊誌にリークする”“『殺人犯の娘』というのが誤解と知ると『じゃあ僕たち何で別れたんですか?』と呆然とする”“目つきがおかしくて、いちいちしゃべり方が粘着質で気持ち悪い”などなど、役のクズッぷりと重岡の高い演技力が合わさり、主演の吉高を食うほどの強烈な存在感を残した。
以来、若手ジャニーズではトップクラスの演技派という評価を確立したといっていいだろう。