1月26日から、TBS系で放送されている阿部サダヲ(53)の主演ドラマ『不適切にもほどがある!』(金曜日・22時~)が好評だ。主演を務める阿部が昭和から令和へとタイムスリップした熱血体育教師・市郎を演じるタイムスリップコメディ。

 そんなハチャメチャドラマの脚本は『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系・00年)やNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(19年)などで知られる宮藤官九郎氏(53)が担当。個性派同士のコラボが業界内外で注目を集めたドラマの初回視聴率は世帯が7.6%、個人が4.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と上々の滑り出しだった。

※画像は金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の公式X(旧ツイッター)『@futeki_tbs』より

 2月2日に放送された第2話では、ついに市郎(阿部)が昭和から令和へとタイムスリップしてきたことに周囲も気がつき大慌てする、という展開だったのだが、このドラマに今、ある疑問点が浮上しているというのだ――。その前に、同ドラマの概要。

「ドラマでは阿部さん演じる昭和の体育教師・市郎が、ひょんなことから1986年の冬から現代へと飛んでくる。その最中、周囲の人を巻き込んで起きる事件を描いたタイムスリップコメディ作品ですね。

 コンプライアンスの意識が薄い昭和の時代をリアルに描くため、“この作品には不適切な台詞や喫煙シーンが含まれていますが時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性に鑑み1986年当時の表現をあえて使用して放送します”という注意テロップが、放送時には流れるほどでした」(テレビ誌編集者)