■裏側にあるジャニー氏問題

 8日の『ミヤネ屋』では、同日発売の『週刊文春』の内容を詳細に伝えた。

 ナレーションでは「11人目の告発者となった元グラビアアイドル・J子さんの証言が」と紹介。「続報 松本人志(60)文春“第6弾”新たな証言『システムが確立』」や「“11人目”新証言」とテロップを出し、文春の記事をパネルにして解説した。

 後輩芸人による松本への“上納システム”は存在しているという記事内容に触れ、そのシステムについて《直前まで飲み会の場所がホテルの部屋であることを女性に告げない》、《松本が参加すると知らせない》、《飲み会の最中は携帯電話を没収、または利用を禁止》、《飲み会の終盤、何らかの『ゲーム』を行い、1人の女性を寝室に残し、他の参加者は退散する》と箇条書きで説明した。

※画像はたむらけんじの公式X(ツイッター)『@tamukenchaaaaa』より

「騒動を報じるワイドショーとして、あくまでもフラットにやる、というのをあらためて押し出していったのではと言われていますね。

 野村弁護士は松本さん側につこうという意思は全くなかったでしょうが、その見え方次第では、私見を述べることすら問題になってしまうような状況だと……。昨年、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題が勃発し、テレビ各局が旧ジャニーズ事務所に忖度していたと指摘されたこともあり、現在、報道、情報番組で“忖度が発生するのは非常にマズい”となっています。

 松本さんの件は、各番組が連日取り上げている問題ではありますが、報じる側も相当デリケートになっていますよ……」(前出の芸能プロ関係者)

 いよいよ3月には裁判が始まるとされる松本人志VS『週刊文春』。報道も今後、より大きくなっていくだろう――。