■なぜ空豆・広瀬すずは嫌われる?
視聴者のツイッター上の反響は、「空豆がアホの子すぎて見てるのしんどくなってきた」「何でもかんでも結婚につなげるし、話が急すぎるし、意味わかんないし、長い。音楽と映像と俳優はいいのに、脚本で全部ダメにしてて残念。てか、空豆のキャラクターはヤバい。23歳でこの言動は普通に怖い」など、批判の声が相次いだ。
この「急すぎる」という声は、北川氏が自身のツイッターで「書きあがってたと思ってたのに、7分30秒も長いそうです。ホン(脚本のこと)切って切って切りまくります」とボヤいているので、脚本がカットされていることが原因かもしれない。今回、空豆と音のキスシーンが話題だが、2人の急接近に説得力がなかったのも、これ同様の可能性がある。
「空豆の言動への批判が多いのですが、それは、彼女や音たちの内面や背景が、ちゃんと描かれていないのためでしょう。だから、いちいち唐突な感じがするんです。一方、『星降る夜に』は登場人物の過去が丁寧に描かれているので共感を覚えやすく、後半の盛り上がりの可能性が高いでしょう」(テレビ関係者)
北川氏は『ロングバケーション』(フジテレビ系)や『オレンジデイズ』(TBS系)など、『星降る夜に』の大石静氏は『セカンドバージン』(NHK)や『大恋愛〜僕を忘れる君と』(TBS系)などと、数々のラブストーリーをヒットさせている。ふたりとも脚本家の大御所だが、今回は大石氏に軍配が上がりそうだ。