■盟友・木村拓哉にも「家族と俺だけは味方やから」
プライベートでも親交の深い木村拓哉(51)への配慮も忘れることはない。
1月1日、正月恒例特番『さんタク』(フジテレビ系)では、木村がジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題に初めて言及した。
冒頭、さんまが「どうしても聞かざるを得ない」と切り出すと、木村は「僕も、自分の声で言葉で言える場所がなかったんです。だから、むしろこういう場所があってくれてすごく助かった」と応じた。
木村は騒動をさんまに相談をしていたようで「“ちょっとヘコみがちなんですけど、バックレずにやってみます”って(連絡したら)一言、“バックレ禁止”って返ってきた」と振り返った。
さんまは木村に声をかけるかどうか悩んだようだが、「励ますのもおかしいし、とにかくそばに僕がいるよっていうことだけ伝えたい。どうしようもないからLINEで送ったけど“最低、家族と俺だけは味方やから”って言うて、泣いたやろ?」と振ると、木村は「立ち上がったのは覚えています」と反応していた。
■自分の利益を超越し、お笑い界・芸能界を良くしたい
芸能プロ関係者は言う。
「さんまさんの座右の銘は“生きてるだけで丸儲け”。娘・IMALUさん(34)の名前の由来でもありますが、さんまさんは今は独り身でお金は十分に稼いだでしょうし、現在のさんまさんはすでに自分の利益や儲けというものを度外視して生きていますよね。
お笑い界、芸能界のトップの立場で後輩芸人、お笑い界、そして芸能界のためにちょっとでも自分が動いて良くなることがあったら、やっていこうと思っているのではないでしょうか」
そんなさんまに対しては、
《優しくて後輩想い。こんな素敵な人なかなかいないよ》
《さんまさん器が大きいね、芸人に対しても人柄までよく見てる、後輩を思ってちゃんと言葉に出来る人はなかなかいない》
《さんまさんは、優しさ溢れた人間味のある一本筋の通った一流の人!いつも困った後輩芸人に手を差し伸べる偉大な方 尊敬してます》
といった声が、多くSNSにも寄せられている。
「自分の儲け、利益どころか、自腹を切っていますし、視聴者にもそれが伝わってくるからさんまさんの言葉はウソっぽくないんです。自分に直接的にプラスになることはなさそうなのに、宮迫さんのためにとんでもない額を使ったり、騒動が起こる度に救済のコメントをしたりと、やはり器が違いますよね。
さんまさんも来年には70歳を迎えますから、いつまで第一線でやれるのか心配する声も業界内から出ていますが、同じく闇営業騒動の際に《後輩芸人達は不安よな。 松本 動きます》とコメントして動いたダウンタウンの松本人志さん(60)が不在の中、さんまさんへの期待、そして人望はさらに高まっているのではないでしょうか」(前同)
さんまのフォローを受け、岩橋も再び第一線でお笑いをやれる日が訪れるだろうか――。