松本潤(39)主演のNHK大河ドラマどうする家康』が窮地に立たされている。

 松平元康(のちの徳川家康)を主人公にした同ドラマは、2月5日放送の第5話「瀬名奪還作戦」は番組史上最低の世帯視聴率12.9%(関東地区/ビデオリサーチ調べ/以下同)を記録。5話までの1話平均視聴率は14.4%と、期間視聴率14.5%でワースト5位だった、1968年『竜馬がゆく』を下回る結果になった。

 1月29日放送の第4話「清州でどうする!」では、有村架純(29)演じる元康の妻・瀬名が血文字で「たすけて せな」としたためた手紙が登場。

 現代日本語で書かれていたことや、鮮やかすぎる血の色、緊張感のない文章などに困惑した視聴者から、SNSには「『たすけて せな』流石にこれはやりすぎじゃないか笑 せめて現代仮名遣いを…」「4話で離脱確定…『たすけて せな』はないな笑 わざとなの?それとも本気の演出?もうどっちでもいいけど…お潤、ごめん、これ以上耐えられません」と、いった声も寄せられてしまった。

 初回の放送から1か月経ち「#どうする家康反省会」というハッシュタグも盛り上がりを見せ、第1話「どうする桶狭間」の騎馬シーンでのCGのクオリティの低さや、第4話に登場した清州城が古代中国の宮殿のようなCGであることに閉口した、などという指摘が相次いでいる。

 黒島結菜(25)主演のNHK連続テレビ小説ちむどんどん』では「#ちむどんどん反省会」というハッシュタグで、脚本・演技・演出など全てが批判の的になった。このままでは『ちむどんどん』の二の舞になりかねない。

 ドラマ批評を数多く手掛ける吉田潮氏が『どうする家康』を視聴して感じたこととは――。