永野芽郁(24)主演の月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)の第9話「いつか見る景色のために」が、3月4日に放送される。涙を誘う物語はいよいよ終盤へ。気になるラストは、太陽(山田裕貴/33)が雨(永野)に語った言葉がヒントになりそうだ。

 雨は太陽の命を助けるため、奇跡の代償として“五感”を差し出しており、第7話までに味覚、嗅覚、触覚を失っていて、次は視覚をあとひと月で失うという。切なすぎる設定に、X(旧ツイッター)上では、視聴者から幸せなラストを望む声が出始めているが、どんな結末を迎えるのだろうか。

 2月26日放送の第8話「きっと誰よりも幸せな今」は、太陽は望田司(白洲迅)に会い、雨が失っていく五感について報告。そして、雨に桜まつりで自分が作った、最初で最後の花火を見てもらったら、花火師をやめて雨を支えようと決めており、自宅でできる仕事があれば紹介してほしいと頼む。

 そして、太陽は父・陽平(遠藤憲一/62)と妹・春陽(出口夏希/22)に、雨にプロポーズすること、雨が五感を失ってしまうこと、花火師をやめることをを打ち明ける。春陽は雨に会いにいき、兄が花火師を続けるために結婚しないでほしいと頼むが、雨は太陽のプロポーズにOKする。しかし、それは雨のウソだった……という展開。

「今回、気になったのが、太陽がプロポーズする前の《花火は不老不死の薬の研究中に偶然、生まれた》というセリフです。太陽が見せようとしている花火が“不老不死”、つまり雨に永遠の命を与えることの布石かもしれません。ならば、ラストは太陽が作った花火が成功することによって雨が“永遠に生き続ける”という流れになるはずです」(ドラマライター/ヤマカワ)

 まさか、雨は死んで、幽霊として太陽のそばに居続けるーー!?