■スポンサー降板懸念で旧ジャニーズタレントを起用できない
英国の公共放送・BBCが最初にジャニー氏の闇を報じたのは昨年3月。そして、同9月に事務所が加害行為を正式に認めて以降、旧ジャニーズタレントのCM降板ドミノが起こったのは記憶に新しい。同様の動きが、民放局、そしてフジテレビでも発生していたという。
「それは24年になった現在も変わらず、“旧ジャニーズタレント主演のドラマやMC番組のスポンサードはしない”、という企業が多く、旧ジャニーズタレントがメインになる番組を作ることは、番組制作費、カネの面で非常に難しくなっているんです。
その影響が、今回の4番組終了です。相葉さんの『木7◎×部』の場合は大きなCM収入が期待されていない枠に移動することで延命すると。同番組はさすがに始まって半年ですからね。ヘイセイの深夜枠での新番組が控えていたり、菊池さんの『なんか“オモシロいコト”ないの?』(月曜夜11時~)が継続しているのも同じ理由ですね」(前出の民放キー局関係者)
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— 『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』10月期フジ月9【公式】 (@oneday_xmas_ado) December 18, 2023
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嵐の二宮和也(40)が昨年10月に旧ジャニーズを退所した理由も、同時期にフジテレビで主演の連続ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』がスタートしていたからと言われている。
「二宮さんが事務所に所属したままだと、月9からスポンサーが降りる可能性があったといいます。それで、二宮さんは“決断”したといいますね」(前同)
次の4月クールのフジテレビのドラマでは、“辞めジャニ”の山下智久(38)が『ブルーモーメント』(水曜夜10時~)の主演を務める。赤楚衛二(30)主演の『Re:リベンジ-欲望の果てに』(木曜夜10時~)にはメインキャストに錦戸亮(39)が起用されており、そこからもフジテレビの旧ジャニーズ離れは感じられる。
「旧ジャニーズ(SMILE-UP.)は被害者への補償を着々と進めていますが、2月29日時点で、被害を申告した964人のうち、補償内容に同意したのが286人。支払いが済んだのが249人と、まだ先は長い状況ですからね。
そして、相葉さんは『木7◎×部』の“降格”に加えて、さらにピンチがこの先に待ち受けているといいますね」(同)