■2019年から続いてきた大型特番のMCも――
芸能プロ関係者はこう話す。
「相葉さんは2019年以降、毎年12月放送の大型音楽特番『FNS歌謡祭』と、7、8月放送の『FNS歌謡祭 夏』(2020~)のMCを担当していますよね。これも、“ほぼ100%降板するだろう”と言われています。
もちろん相葉さんに非は全くないのですが、スポンサーサイドが“相葉さんMC”に非常に難色を示しているといいます。実は、昨年12月6・13日放送の『第52回 FNS歌謡祭』も危うかったそうですからね」
当時は、現在以上にジャニー氏問題に関する報道、世間からのバッシングは過熱していた。さらに、被害者への補償や新会社STARTO ENTERTAINMENTの立ち上げなど多くの事が進んでいなかったこともあり、『FNS歌謡祭』の“相葉MC”に対してもスポンサー企業から厳しい声が上がっていたという。
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— FNS歌謡祭【公式】 (@fns_kayousai) December 18, 2023
12月6日&13日に生放送しました#FNS歌謡祭 第1夜&第2夜#Tver で見逃し配信やってます📱
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1夜は
あさって20日まで
2夜は
来週27日までです❣️
「多くのCMスポンサーが当初は“出稿はできない”となっていて、フジテレビ営業部は頭を抱えていたといいます。フジも本音では相葉さんを切りたかった。ですが、それはできなかったんです。
理由は、夏と冬の『FNS歌謡祭』のMCが“セット”だったから。相葉さんに23年の夏にMCをやってもらう時点で、冬のMCも決まっていたんです。だから、“続投”となった。営業部は対応、折衝がめちゃくちゃ大変だったと聞こえてきていますね」(前同)
昨年末の『FNS歌謡祭』は、最終的にはサントリーやライフネット生命などが提供クレジットに名前を連ねていたが……。
「しかし、いまだに旧ジャニーズに対する逆風はかなり強いと。そしてテレビ離れが進み、不況にあえぐ業界の中でもフジテレビは特に苦戦しています。毎年のように制作費の大幅カットが通達され、現場は悲鳴を上げている状況。そんな金欠状態のなかで、スポンサー企業が嫌がるタレントは絶対に起用できません。
相葉さんは国民的タレントで好感度も高い。スタッフ受けも良い素晴らしい方ですが、そんな彼であっても旧ジャニーズ所属である限り、起用は難しいと。それは今後、STARTO社とのエージェント契約となっても、すぐには変わらないでしょう。相葉さんの『FNS歌謡祭』MCは昨年までで一旦終了となってしまうのが濃厚、と見られているんです」
多くの国民に愛される相葉が迎える、フジレギュラー番組の“降格”と大型特番からの降板危機。ジャニー氏の加害問題の余波は、まだまだ続いている――。